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しみ抜き・シミ抜き・染み抜きの実例 example 1-1 しみ抜き・シミ抜き・染み抜きの実例 example 1-2

 

しみ抜き・シミ抜き・染み抜きの実例 example 2-2 しみ抜き・シミ抜き・染み抜きの実例 example 2-2

 

しみ抜き・シミ抜き・染み抜きの実例 example 3-1 しみ抜き・シミ抜き・染み抜きの実例 example 3-2

染み抜き工程

■ シミとは?

染みとは、「汚れ」が空気中に浮遊している化学物質や紫外線、人体から分泌する皮脂や垢(あか)などの影響で繊維に結合し、通常のクリーニングでは落としきれないものを言います。?また、「染み」は時間がたつと、汚れの種類によっては「染み」を落とすのに高度な技術を要する場合があります。そこで当店は、「染み抜き」下記の行程で染み抜きを行っております。
■ 衣類の状態を確認

衣類についている表示タグを見て、素材を確認します。?また、染みの種類・状態を見極め、どの修正方法がシミに対して一番効果があるかを判断し、修正方法を選択します。

■ 油性処理

複合的にできたシミの油分を取り除くため、油分に効果のある染み抜き剤を使用して、油性処理を行います。?油性処理をしっかりすることで、次の工程を行う時に効果的な作用がでてきます。

■ 水性処理

油分が取り除かれてもまだシミになっている場合は水溶性のシミが残っていると考えられます。?水溶性の染み抜き剤とスティックソープを使用して水性処理を行います。

■ 漂白処理

油性処理・水性処理を施してもまだ残っているシミは頑固なシミです。色素が繊維の中に入りこんでしまい、生地を傷めてきています。?漂白剤をつけて、熱を加え、漂白作用を高めてあげます。生地の状態を確認しながら、丁寧に何度か繰り返すことでシミが消えてきます。?シミが消えたら、中和して繊維の中に漂白剤や薬品が残らないようにきれいにすすぎ出します。

■ 染色補正

シミになって時間が経過してしまうと、だんだんと繊維を傷つけてしまいます。?漂白処理までできれいに落ちればいいのですが、中にはそれでも元の色に戻らない事があります。?こうなってしまうと、既に色が抜けてしまっている事が多いです。抜けてしまった色を補正してあげます。

■ クリーニング

染み抜きした衣類は処置方法・シミの周りの汚れ具合などもう一度確認して、ドライクリーニングかウエットクリーニングをするのかを判断します。?クリーニングを行うことで、全体的についている表面上の汚れなどを洗い(濯ぐ)流します。?また万一、繊維の中に残っていた薬品も完全に除去できますし、染み抜きした箇所だけが綺麗になって目立ちすぎる事もなくなります。

■ 油性・水性・不溶性とは・・

シミと汚れの違い
シミとは、油脂結合による付着の頑古なものや化学結合による付着など協力な有機溶剤やアルカリ剤・漂白剤用いなければとれないもの。

油溶性のシミ(シミ抜きの手順?)
植物油、アイシャドウ、口紅等の化粧品や塗料など石油系溶剤やベンゼンのような極度の小さい有機溶剤には溶解するが、水のような無機溶剤には溶解しないシミ。

水溶性のシミ(シミ抜きの手順?)
水溶性のシミとは、逆に水のような無機溶剤には溶解するが石油系溶剤のような比較的極性の小さい有機溶剤には溶解しないもの。不溶性の新しい食べこぼし、新しい血液、新しい汗などのしみ。これらの水溶性のシミは、古くなると科学的に手段を必要とする。例えば、新しい血液は水溶性であり、水で絞ったタオルで叩くだけでも、除去できる場合があるが、ドライクリーニング処理を行ったりするだけで変質して水だけで除去できないシミとなる。

不溶性のシミ
有機溶剤、無機溶剤のどちらにも溶解せず、化学薬品や漂白剤などでも変化しないススや泥はね等のシミ。

汚れ
機械的付着や静電気による付着などや油脂結合による付着の経度なものをさす。

 

 

 

 

集配地域 area

西伊敷・緑ヶ丘・岡之原・花野・花野光が丘・伊敷・伊敷台・下伊敷・小野・玉里・玉里団地・若葉町・川上町・下田町・坂元町・東坂元・西坂元・吉野・大明ヶ丘
吉田(インター付近まで)

中央地区
明和・武岡・常盤町・永吉・原良・西田・西陵・田上

集配地域 area
※鹿児島市内中心部から鴨池までは伺います。
お気軽にお問合せください。

 

「また着れる」その言葉が、当社の喜び

はじめまして。
当店のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

店長の栫 和嗣と申します。

6人兄弟で5番目でありながら長男の私は(笑)、幼少のころから、父、母の背中を見てきて大きくなったらクリーニング屋さんになるんだぁ、漠然と思っていました。

私は、このクリーニング業に携わって十年になります。この仕事にはいってよかったなぁとつくづく思います。なぜなら、小さいお店だからかもしれませんが、お客様の喜びの声を身近に聞くことができるからです。綺麗になった洋服を見て喜んでいただけた顔が見れるのは、クリーニング屋の最高の喜びです!!

十年前、会社に入りたての頃、初めは、営業ばかりしていました。が、2代目後継ぎとなると、営業だけではいけないので、同時に仕上げの作業、機械の使用方法など基本的なことも学んできました。洗いや仕上がり等は、父が研究熱心だったため、とても好評いただいてました。だけど、会社に入り3年を過ぎたあたりからある一定のシミがあまり取れていないことにきづきました。

「このシミは、とれないよ、とれても生地色までとれちゃうか、繊維が溶けちゃうよ」としか、父も母も言いません。昔っから、自分で納得しないと気が済まない性格なので、その時からシミ抜きに取り組み始めました。

当初は取り組むといっても、誰に習うでもなく、自分で、父の持っていた古い資料やクリーニング組合の資料を参考にしたり、材料メーカーさんや、洗剤メーカーさんに聞きながら、夜な夜な研究しておりました。設備もない中で、1つの小さなシミをとるのは、大変なんです。1センチくらいのシミでも何日もかけて(仕事終わり、夜中に)取っていました。

飽きもせずに、自分で自分の服に色々なシミを付けて取ったり、色々な薬品を調合したりと、暇なときは、毎晩のようにしていたのを覚えています。

まぁ、ある程度までできると思ってきた時に、とある方より勉強会のお誘いを受けて初めて人にならうことになりました。色んな方と初めてシミについて語り、シミ抜きの奥深さにビックリしました。その勉強会は、2年ほどで誘っていただいた方の不幸などもあり、やめてしまいました。(今現在は、他の勉強会、研究会に参加、開催してます)が、相変わらずしみ抜きの研究は続けていました。

その後も色々な講習会を受け、たくさん勉強してきました。とても有名な先生とも知り合い、お勉強させていただいたり、自分の仲間で研究会を立ち上げたり、とどっぷりはまってしまっています。

なにより、お客様の最高の笑顔が見たいから。

店長 栫 和嗣
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